ケン・ドーンの絵
今回はいつもと違い、思い出の絵画作品をご紹介しましょう。四十代以上の方ならご存知かもしれませんが、オーストラリアの芸術家、ケン・ドーンの絵がかつて世界で人気を呼んだことがありました。シンプルな絵柄、ポップな色使いは当時、多くの人に新鮮な印象を与えたものです。丸山も同国に滞在していた1986年頃、ふらりと入ったギャラリーでその魅力に取り付かれ、「Downstairs at the cabin」を衝動買いしてしまいました。
帰国後、仕事の関係で横浜に住んだのですが、暮らしていたフラットはニュージーランド人とシェアしていて、リビングにこの絵を飾っていました。あの頃はバブル景気に日本中が湧き、活気に満ちていた時代。バブルを象徴するあのディスコ・ジュリアナ東京にも行ったことがあります。
そういった毎日がお祭りみたいな日々の中、この絵を見ると、のんびりとした気持ちになり、心が癒されたことを覚えています。
2015年5月7日 12:40 AM