Nothing Like the Sun
全編に流れる軽やかなソプラノサックスの音色、ジャージーな間奏が印象的な「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」が入ったスティング3枚目のアルバムです。たまたま立ち寄ったタワーレコードにジャケットが飾ってあったのですが、それがとても鮮烈で、瞬く間に目に焼き付いたことを覚えています。
これがきっかけで彼に夢中になり、コンサートにも足を運びました。どこが好きかと尋ねられれば、「スティング節」と答えたらいいでしょうか。ロックにジャズのエッセンスを取り入れた独自の世界が私の心を捕らえて放さないのです。
さらに魅力的なのは、現状に満足して立ち止まることなく、ほかのジャンルの音楽との融合を図っている点。自分の音楽世界を広げようと常に探究心にあふれ、今も第一線で活躍しているのは、ひとりの人間の「生き方」として学ぶところが多いですし、ビジネスに通じるものも感じています。
2014年4月29日 7:04 PM