日産ノート、1時間11分借りて1000円!!
チョイ乗りでわかった、その便利さ!
タイムズカープラスのカーシェアリング
最近、話題のカーシェアリング。会員間で車を共同使用するサービスですが、その利便性はどうなのか。先日、カーシェアリングを体験してみました。

まずは利用手順を紹介しましょう。カーシェアリングの会社はいくつかありますが、共通しているのは会員になること。今回使ったタイムズ カー プラスの場合、パソコンやスマホで必要事項記入ページを呼び出し、記入して送信したら登録完了。後日、カード型の会員証が送られてきます。
次に利用したい日時をネットで予約。車の空きがあれば予約完了です。では、車はどこにあるかといえば、タイムズの駐車場の一角。全国主要都市に約5400台が配備されていて、利用者は予約時に自分が使いたいスポットを検索し、徒歩などで移動します。そして、予約した車に備えられたセンサーに会員カードをかざして車のドアを解除。車のキーはダッシュボードのグローブボックス内にあるので、それでエンジンをかけてスタートします。
ところで、タイムズ カー プラスにはレンタカーのような店舗がありません。利用者は書類に書き込んで、店員さんから諸注意を聞いて、車の傷を確認してなどという手間もなし。私の場合、会社近くのタイムズパークまで5分程度歩いて先ほどの手順を踏み、合計7分ほどで目的地に向かう準備ができました。気になるお値段は驚きの15分200円。さらにガソリン代、保険代も込み。利用する車のガソリンが残り少なかったら車備え付けの専用カードを使い、指定ガソリンスタンドで給油する必要がありますが、負担はタイムズ社です。
また、車内のカーナビは双方向で通信ができ、もし延長して借りたい場合、次に予約が入っていなければカーナビを操作して申し込めば延長が可能。逆に、利用時間が予定より少なく済んだ場合はその利用時間だけの請求になります。
そういった時間管理は車のカードセンサーですべて行われており、解錠から施錠までのデータが通信でタイムズ社まで飛ぶ仕組み。代金は後日、会員登録時に記載したクレジットカードで引き落とされます。
私はその日、2時間30分で申し込んでいたのですが、利用したのは1時間11分。請求は1000円でした。タクシーだと往復約3000円かかる所が、このお値段。バスは440円で済みますが、24時間利用できるという利便性を考えると、カーシェアリングに軍配が上がりそうです。
税金や駐車場代、保険代、そして高騰気味のガソリン代など車の維持費を考えると、このカーシェアリングはビジネスに大変有効。個人の方でも頻繁に車を使わない場合、購入するよりだんぜんお得だと思いますが、いかがでしょう。
タイムズ カー プラスは以下へアクセス。
http://plus.timescar.jp
2013年11月15日 1:00 PM