株式会社アクトインターナショナル
弊社には、日頃の業務を支えるさまざまな業種のお取引先さまがいらっしゃいます。そこで「おじゃまします」の番外編として「おじゃましますお取引先さま」をお届け。第1回は弊社商品に同梱しているノベルティグッズを取り扱っていらっしゃる東京・東日本橋の株式会社アクトインターナショナルさんをご紹介します。
問屋さんが並ぶ東日本橋の一角。かわいらしいビルの2階にアクトインターナショナルさんの本社があります。なかに入ると、ノベルティグッズの山。携帯ストラップ、手のひらサイズの電卓、ボールペン、マグネット、フィギィアなどなど、何と多彩なこと。一つひとつ見ていくうちに、子どもがおもちゃを前にしたようなわくわく感にとらわれます。
真ん中が社長の後藤龍三さん、右は社員の小林さん、左はパートの湯地さん。現在この3人で切り盛りし、小さくても「内容のいい会社」づくりを目指します
「会社を立ち上げて今年で16 期目に入りますが、その間に扱った商品は数えきれません」と代表取締役の後藤龍三さん。もとは広告代理店の営業マンでしたが、30 歳の時に独立を決意。最初はオフィス向けに弁当の配達などをしていました。そこへ、ある大手住宅会社に出入りしていたデザイナーさんから、ノベルティーを探してとの依頼が舞い込みます。「お絵描きセット」を提案したところ一発で採用になり、会社は軌道に乗り、以後、ノベルティー事業一本で順調に業績を伸ばしてきたといいます。「人の縁に恵まれ、ほんと感謝しています」
これがインフォペン。ボールペンの中軸にロール紙が仕込んであり、それを引っ張り出す仕組み。ロール紙には依頼会社のいろいろなメッセージを印刷できます
なかでも同社最大のヒットであり、今も引き合いのあるロングセラーが台湾製のインフォペン。後藤さんはこの製造業者さんと専属契約を結み、日本で独占的に取り扱うことに成功。業績アップに大きなはずみをつけました。「受注から納品まで納期がない急ぎの場合が多いので、タフになりました。この仕事のキモは納品を期日までに間に合わせることをあきらめないことです」。その結果、信用もあつくなり、FM ラジオ局のJ- WAVE さんは開業以来、ずっと取り引き。また日本一のカジュアル衣料会社にも納品できるようになるなど、大手企業ともパイプを太くしています。
モットーは「よろこびと感動」。商品を製造してくれた工場の人、発注をいただいたお客さまら、ひとつの商品にはたくさんの人が関わっているのですが、そのすべての人とよろこびと感動を分かち合いたいと仕事に取り組みます。その結果、付いてくるのが売り上げであり、「幸せ」なのだとか。「自分が幸せだと、家族も社員も発注者の方も、まわり全部に連鎖するんじゃないでしょうか」と、素晴らしい笑顔を見せる後藤さん。おかげさまで取材した私も幸せをいただきました。ありがとうございました。
検品は欠かせない作業。根気が入りますが、信用に繋がるのでおろそかにできません
「私達の夢は商品を通じて関わったすべての人々と喜び、感動を分かち合うこと」と書かれた社是
常に前向きな姿勢、同じ経営者として刺激を受けています
アクトさんからは弊社のお客さまへのノベルティとしてエコバッグを購入しているのですが、もともと後藤さんとは若い時からの知り合い。お互い、こういう事業を起こすとは思ってもいませんでした。「丸山さんは常に前向きだし、経営に対しいつも深く思考されていますね。同じ経営者として刺激になっています」と後藤さん。また、「自分をアピールするのがうまい。私にはない才能ですね」とも評価していただきました。そんなふたりに共通しているのは朝、自らトイレ掃除をすること。掃除を通じてすべてのことに感謝する気持ちが生まれるからなのですが、後藤さんは毎朝15分もかけるのだとか。これはちょっと負けていられません。きょうから私は20分かけることにします。
株式会社アクトインターナショナル
住所:中央区東日本橋2−18−10 斉藤ビル2F
電話:03-3865-6355
http://www.act10.com
2011年12月2日 2:01 PM