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全国でも福岡市だけ! 起業家や新ビジネスを応援する市の施設
福岡市は若い人たちが起業・創業するケースの多い街。市も支援に力を入れていて、専用のサイトを開設しているほか、天神にあるTSUTAYA3階にスタートアップカフェという相談スペースを設けて後押ししています。そこで丸山も、とある商材の販売がビジネスとして成り立つか、相談してみました。
専任のコンシェルジュがていねいに対応天神のTSUTAYAは少し前に本の販売フロアが改装され、あちこちにテーブルや椅子が配されて、そこに座りながら購入せずとも自由に本が読める、新しい本屋のスタイルを提案しています。スタートアップカフェはその雰囲気を生かし、起業をテーマにした本を集め、カウンターやテーブルで自由に読んだりパソコンを持ち込んで仕事ができる親しみやすい空間づくりがなされています。
カフェにはコンシェルジュと呼ばれるコンサルタントが常駐。予約なしで起業や新規ビジネスの相談に無料でのってくれ、さまざまなアドバイスを行っています。スタッフによるとこの種のスペースは福岡市だけだとか。月に100件以上の相談があるそうで、なかには伝統的な技を残したいと80代の女性も訪ねてきたといい、すでに起業した人も多数います。
さて、今回、丸山が相談したのは高級珍味をネットを通じて海外で売れないかということでした。同種の珍味はすでにネット通販で売られていますが、まだまだ市場はあるはずと見込んだからです。高級というだけあって、その珍味は日本人でもそう気軽には買えないもの。購入者も富裕層に限られる非常に嗜好性の高い商材ですが、ワインとよく合い、この味をわかる人だけが買ってくれればいいとも考えています。
これに対しコンシェルジュは、①需要はかなり少ない②馴染みがないので海外の人の価値観に合わせた食べ方の提案が必要③この珍味の歴史やどこでどうやって作られているかの紹介が必要④その上でこの珍味をめぐる物語(どういうシーンで食べたらよろこべるか)が必要、というものでした。
また、たまたまカフェを訪れていたドイツ人の青年にも意見を求めてくれました。彼は日本で起業したいと思い、ここに通っているらしく、コンシェルジュともかなり親しそうです。彼によると、イギリスのロンドンに日本の食材を扱っている会社があるから、一度コンタクトを取ってみたらといいます。そして、会社名や代表者などを具体的に教えてくれました。コンシェルジュも海外でのパートナーは必要だろうと最後にアドバイス。今回の相談は終了しましたが、そういう会社があるとわかったのはちょっとした収穫でした。
今後は、どういう層にどれほど需要があるかテストマーケティングが必要ですが、スタートアップカフェを訪ねて一歩前進できたことは間違いないようです。
2015年9月1日 12:52 PM |
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