心を鷲掴みした「熱狂する」という言葉
「朝を制する者は人生を制する」を確信
「たった一人の熱狂」 見城徹
著者は「弟」や「ダディ」「愛の流刑地」などのベストセラーを続々、生み出している幻冬舎の社長であり、編集者。自著も自身の会社とは別の出版社からいろいろ出しています。そのうちの一冊がこれ。
この人はとにかくバイタリティの塊のような人で、1日24時間、仕事仕事という感じ。まさに仕事にいつも熱狂している人です。
この熱狂という言葉に私は心を鷲掴みにされて読み出したのですが、どんなに多忙でも自分の時間をちゃんと確保している、そのコントロール能力がすごい。
1年を通して毎晩が会食らしいのですが、いわゆるハシゴ酒や二次会は遠慮して、帰宅するやその日の行動を振り返り、経営者としての判断は適切だったか、やり残したことはないかと思いを巡らせるのだそうです。
そして朝は5時半にピシッと起床。朝風呂で汗をかき、朝の情報番組をザッピングしながら社会の動きをチェック。体調がよければジムで体を鍛え、それから出社するという毎日で、朝の時間を非常に大切にしておられます。
私は常々、「朝を制する者は人生を制する」と思っていますが、この本を読んで、そのことも確信することができました。
2015年7月4日 7:41 AM